今回は、ファッションブランドとしても人気の Hériterさんにお願いし、汕頭刺繍のポーチをご用意して頂きました。
汕頭刺繍の生地は、ビンテージを使用しているため、現代生産されている汕頭生地より刺繍糸も細く細やかなデザインが特徴です。
そんな貴重な生地を使ったポーチに、フランスのアンティーク・ビンテージ・現行のさまざまビーズやスパンコール、シルクやコットンの糸を使い、想い想いに刺繍してみませんか。
ワークショップでは刺繍のほかに、タッセルなどのポーチに似合う小物の提案もさせていただきます。
✨表裏で刺繍の表現が違う生地を使用しております。
(カラーの刺繍面、白の刺繍面)
中国三大刺繍の一つ『汕頭刺繍』『相良刺繍』『蘇州刺繍』
<汕頭(スワトウ)刺繍は>
汕頭刺繡は、汕頭で発祥した中国三大刺繍のひとつです。
1858年の天津条約をきっかけとしてヨーロッパから刺繡の技術が伝えられたことが起源とされています。
そこから、汕頭で独自の発展を遂げたことで汕頭刺繡が生まれました。
もともと汕頭では刺繍産業が盛んで、親から子、子から孫へと手刺繍の技術が伝えられてきました。 優れた刺繍技術をもつ汕頭の女性が、西洋のレース刺繍の技術を取り込み、その刺繍技術を存分に 発揮したのがスワトウ刺繍というわけです。
ヨーロッパと中国、それぞれの美を昇華させたスワトウ刺繍は、細やかで美しいデザインが特徴的です。 スワトウ刺繍はヨーロッパの社交界でもたちまち人気となり、上流階級の貴婦人たちを虜にしました。